自己傷害性リンパ球 その1

これがリウマチの諸症状を起こす原因です。

リンパ球と言うのは外から入ってきた敵を攻撃するもので、決して自分の組織を攻撃することはないそうです。

古い免疫システムと新しい免疫システムがあり、前者がリウマチに関係する物です。

このことは元新潟大学大学院 安保徹教授が世界で初めて発見したことです。

原始免疫リンパ球と呼んでも良いのでしょうか、人間が発生した時から備わっているものだということです。

我々医学に不案内のものが驚かされるのは、その発生当時のリンパ球と進化したリンパ球とが、特性がまたく異なるということです。

原始リンパ球はまず自分たちが自己のリンパ球であることを、最初に認識することから始まったというのです。

これが胸腺外Tリンパ球と言われるものです。

ではよく言われるがん細胞と闘うT細胞は何なのか?

これはリンパ球が胸腺に入ってそこで鍛えられて、お互いのリンパ球を自己と認識できないと、アポトーシスと言う組み込まれた自殺プログラムで死んでしまいます。

また胸腺の壁にぶつかったりして死ぬこともあるようです。

このような試練に耐えて胸腺から出てくるものを、胸腺由来T細胞とよぼれるものになります。

おさらいすると胸腺由来T細胞は、がん細胞を見つけると取り付いてその情報を読み解き、キラー細胞に伝えてがん細胞を攻撃し始めるのです。

がんが発生するのはこのメカニズムが衰えてしまっているので、胸腺由来T細胞が認識できなくなっているところから始まると考えます。

胸腺に入ったリンパ球は実に過酷な試練を与えられ、100個入ったものが出てくる確率は2から5個、すなわち多くても5パーセントしか生き残れないのです。

これは自己を攻撃するものではないので、リウマチの原因になることはありません。

現代西洋医学ではこれらを区別できません。

北海道に住むAさんと九州に住むAさんを区別できないということです。

どちらもAさんが起こすリウマチの原因だと言って、両者を排除してしまうような免疫抑制剤や生物製剤を使うのです。

でも自己を攻撃しない胸腺由来T細胞まで、その働きを抑えてしまえば、今度はがんや感染症からみを守ることはできないことになります。

要は胸腺外T細胞を如何に選びその暴走を抑えて、元の環境にすることが最重要になります。

これがリウマチの究極の治療法なのです。

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