東洋医学講座 鍼灸は進歩しているか1
今回から現代の鍼灸は果たして進歩しているか?と言う視点で検討をしてみようと思います。
人間の身体は生理も含めて40億年と言う、気の遠くなるような時間を経なければ変化しない。とするなら、およそ2000年から3000年の鍼灸の歴史の中で、ツボや経絡の変化はないと考えて差し支えない。
鍼灸の研究が始まり、様々な試行錯誤を繰り返し考えられてきた鍼灸医学と言うものは、当初からその根幹は不変であり続けたと言えます。
ではもし進歩しているという前提であるなら、何をもって進歩して来たと言えるのかを、私なりに精査してみようと思う。
ただ専門の鍼灸史家ではなくごく狭い知識の中での検討なので、独断的なものにならざるをえないことは始めにお断りしておきます。
検討する事項は3分類します。
1、診断論
2、治療理論
3、治療技術
1の診断には所謂見立てが該当する。望聞問切の四診がまず上げられる。また西洋医学の病理学・解剖学・免疫学や分子生物学の成果を取り入れた、診断基準や判断力が加わって来ていると思う。また機械技術の成果を取り入れ、診断を感覚でなくなるべく誰にも理解可能な形での、数値かしたものにしようとする努力もあります。
2、治療理論としては、対症療法と根本治療と分類することはオーソドックスな分類といえます。
前者に属するものとしては、古典にはない神経学的な方法論が考えられる。西洋医学的鍼またはややもすると現代中国鍼がこの傾向にあるかもしれない。根本治療を目指すものは、気の調整理論がある。気と言うものを根本に据え、これを如何にして調整するかに腐心する。
そのことで視点や考え方(哲学と言っても良いかもしれないが)を変えることで、全く別物の効果が引き出せることになる。これは進歩として良い。
過去の理論で治療をしてきて治らなかったものを、同じような力のものが同じようにしてやっても結果を期待できないのは、自明のことだからだ。
とするなら全く新しい視点で理論構築し、治療をすることは有意義な進歩であると考えられる。
ただし往々にして、個人の独りよがりの理論が見受けられるが、成果をよく検討すればそれは理論ではなく、単に気で治していたことに過ぎないものもあるのだ。
真に人類発展のため有意義であるとするのが、理論面からの進歩と考える。
3、治療技術に関しては、まだまだ新しいものの進歩が次々と出ている。
このような見通しを立てて、次回より検討を行なってみます。
人間の身体は生理も含めて40億年と言う、気の遠くなるような時間を経なければ変化しない。とするなら、およそ2000年から3000年の鍼灸の歴史の中で、ツボや経絡の変化はないと考えて差し支えない。
鍼灸の研究が始まり、様々な試行錯誤を繰り返し考えられてきた鍼灸医学と言うものは、当初からその根幹は不変であり続けたと言えます。
ではもし進歩しているという前提であるなら、何をもって進歩して来たと言えるのかを、私なりに精査してみようと思う。
ただ専門の鍼灸史家ではなくごく狭い知識の中での検討なので、独断的なものにならざるをえないことは始めにお断りしておきます。
検討する事項は3分類します。
1、診断論
2、治療理論
3、治療技術
1の診断には所謂見立てが該当する。望聞問切の四診がまず上げられる。また西洋医学の病理学・解剖学・免疫学や分子生物学の成果を取り入れた、診断基準や判断力が加わって来ていると思う。また機械技術の成果を取り入れ、診断を感覚でなくなるべく誰にも理解可能な形での、数値かしたものにしようとする努力もあります。
2、治療理論としては、対症療法と根本治療と分類することはオーソドックスな分類といえます。
前者に属するものとしては、古典にはない神経学的な方法論が考えられる。西洋医学的鍼またはややもすると現代中国鍼がこの傾向にあるかもしれない。根本治療を目指すものは、気の調整理論がある。気と言うものを根本に据え、これを如何にして調整するかに腐心する。
そのことで視点や考え方(哲学と言っても良いかもしれないが)を変えることで、全く別物の効果が引き出せることになる。これは進歩として良い。
過去の理論で治療をしてきて治らなかったものを、同じような力のものが同じようにしてやっても結果を期待できないのは、自明のことだからだ。
とするなら全く新しい視点で理論構築し、治療をすることは有意義な進歩であると考えられる。
ただし往々にして、個人の独りよがりの理論が見受けられるが、成果をよく検討すればそれは理論ではなく、単に気で治していたことに過ぎないものもあるのだ。
真に人類発展のため有意義であるとするのが、理論面からの進歩と考える。
3、治療技術に関しては、まだまだ新しいものの進歩が次々と出ている。
このような見通しを立てて、次回より検討を行なってみます。
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2009年10月22日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:東洋医学講座
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