鍼は進歩しているか2 診断方法
病気を診断するための様々な診断技術があります。
勿論2000年ほど前に生まれた東洋医学であるので、解剖学や病理学に誤りや間違いがあるのは仕方がありません。
また西洋医学のメリットは、その分析力にあります。近年は分子生物学の発達免疫学の進歩でさらに、人体の構造メカニズムは解明が進んで来ています。
しかし遺伝子情報がすべて解析されても、人間や病気の真の姿が解明されたわけではありません。
重篤な疾患の遺伝子情報はほとんど解析済みとのことです。しかし未だその疾患を治せるような薬が作られたという情報はありません。
鍼灸師が鍼を刺すのに用いる診断技術は、所謂「望聞問切」の四診が代表です。
望は望診のことで、外見から患者を診断する方法です。顔の色艶歩き方などです。
聞は聞くと書きますが、これは臭いをかぐことです。これは息や体臭などをかぐことです。内臓に疾患があると、身体から臭いを発します。肺が傷むと生臭い、心臓は焦げ臭い、肝臓は脂くさい、膵臓は甘ったるい臭い、腎臓は腐ったような臭いがします。
問は問診でこれは質問することです。病状や主訴を問うことです。
切は切診で、経絡を切るという作業や(経絡が張っているまたは凝っているかを診る)脈診をすることです。
鍼を刺す時、診断との関係を「診断即治療」と言うように、脈診を表します。脈の見方も六部定位脈診や人迎気口診があり、色々な流派がありますが、それで証を立てると言うことをすれば、それでどこに鍼を刺すかは決まるのです。
さてこの脈診が進歩したかといえば、進歩はなかったしこれからもないでしょう。脈診に係らず診断法は感覚的なものであり、かつ気の世界のものである。したがってこの点に関しては進歩はほとんどありません。
ただ左右の気の強さ経脈の強さを機械的に測る方法は、過去にいくつかありました。
その1つは赤羽幸兵衛さんの発明、知熱感度測定器です。これは線香の熱を瞬間的に触させ、熱さを何回で感じるかで左右の差を測ったのです。ただし実用的かと言うとそうは言えないので、普及はしませんでした。
この延長にあるのが、身体の電気抵抗を計測する方法です。ヨーガで有名な本山博博士の発明された、AMI(本山式経絡臓器機能測定機)代表的なものです。
これは今まで治療家しか分からなかった気の状態を、見える化したといえるかも知れませんが、これが即進歩発展といえるかといえば否定せざるをえません。
そこにある気を計って即治療することから見れば、機械がなくても出来るわけで、そこになんら目新しいものがあるわけではないからです。
ただこれを脈との対比で見ると、脈は直接気を診るわけではないので、そういう意味では進歩しているといえます。ただ経脈の強弱、経脈同士の強さの関係以上は計測できません。
では脈診以上の進歩があったと言えるのがあるのか。それは大村恵昭博士のBDOT(バイデジタル・オーリング・テスト)と入江式フィンガーテストです。
前者は通称オーリングテストと呼ばれています。これはアメリカのオステオパシーの治療家が発見した、筋肉反射テストを土台にしています。
筋肉と内臓は関係があり、もしある内臓の機能が衰えればそれに関係する筋肉は力が入りません。この現象を応用して、指で作った輪に力が入るか否かで様々なことを検査する方法です。
これも気に属する検査方法であり、気そのものを診るわけではないのですが、今までにないからだの中の変化を、検査試料を使って計ることが可能になりました。また画期的なのは、免疫度を測る方法も考えられたことです。これは診断方法として確かな進歩といえます。
フィンガーテストとは呼ばず筋診断とされている、河野忠男師も指に磁性があることを発見されています。
ここでは私も使っている、入江式フィンガーテストを取り上げます。
ただし高麗手指鍼用に独自に変形させていることを前提にお話させていただきます。
このことを前提にすると、まず直接気を診ることが出来ます。
気の強弱を感じることが出来ます。これは左右差と各経脈の差も計測できます。
さらに補瀉だけではなく、寒熱風湿燥を感じ取ることも出来るのです。
これは今までなかった診断方法で、症状などから類推していた経脈の熱などを、直接計測可能になったのです。これは進歩と断言できます。
ここまで来て、現代の診断ははっきりと進歩していると判定できるのです。
勿論2000年ほど前に生まれた東洋医学であるので、解剖学や病理学に誤りや間違いがあるのは仕方がありません。
また西洋医学のメリットは、その分析力にあります。近年は分子生物学の発達免疫学の進歩でさらに、人体の構造メカニズムは解明が進んで来ています。
しかし遺伝子情報がすべて解析されても、人間や病気の真の姿が解明されたわけではありません。
重篤な疾患の遺伝子情報はほとんど解析済みとのことです。しかし未だその疾患を治せるような薬が作られたという情報はありません。
鍼灸師が鍼を刺すのに用いる診断技術は、所謂「望聞問切」の四診が代表です。
望は望診のことで、外見から患者を診断する方法です。顔の色艶歩き方などです。
聞は聞くと書きますが、これは臭いをかぐことです。これは息や体臭などをかぐことです。内臓に疾患があると、身体から臭いを発します。肺が傷むと生臭い、心臓は焦げ臭い、肝臓は脂くさい、膵臓は甘ったるい臭い、腎臓は腐ったような臭いがします。
問は問診でこれは質問することです。病状や主訴を問うことです。
切は切診で、経絡を切るという作業や(経絡が張っているまたは凝っているかを診る)脈診をすることです。
鍼を刺す時、診断との関係を「診断即治療」と言うように、脈診を表します。脈の見方も六部定位脈診や人迎気口診があり、色々な流派がありますが、それで証を立てると言うことをすれば、それでどこに鍼を刺すかは決まるのです。
さてこの脈診が進歩したかといえば、進歩はなかったしこれからもないでしょう。脈診に係らず診断法は感覚的なものであり、かつ気の世界のものである。したがってこの点に関しては進歩はほとんどありません。
ただ左右の気の強さ経脈の強さを機械的に測る方法は、過去にいくつかありました。
その1つは赤羽幸兵衛さんの発明、知熱感度測定器です。これは線香の熱を瞬間的に触させ、熱さを何回で感じるかで左右の差を測ったのです。ただし実用的かと言うとそうは言えないので、普及はしませんでした。
この延長にあるのが、身体の電気抵抗を計測する方法です。ヨーガで有名な本山博博士の発明された、AMI(本山式経絡臓器機能測定機)代表的なものです。
これは今まで治療家しか分からなかった気の状態を、見える化したといえるかも知れませんが、これが即進歩発展といえるかといえば否定せざるをえません。
そこにある気を計って即治療することから見れば、機械がなくても出来るわけで、そこになんら目新しいものがあるわけではないからです。
ただこれを脈との対比で見ると、脈は直接気を診るわけではないので、そういう意味では進歩しているといえます。ただ経脈の強弱、経脈同士の強さの関係以上は計測できません。
では脈診以上の進歩があったと言えるのがあるのか。それは大村恵昭博士のBDOT(バイデジタル・オーリング・テスト)と入江式フィンガーテストです。
前者は通称オーリングテストと呼ばれています。これはアメリカのオステオパシーの治療家が発見した、筋肉反射テストを土台にしています。
筋肉と内臓は関係があり、もしある内臓の機能が衰えればそれに関係する筋肉は力が入りません。この現象を応用して、指で作った輪に力が入るか否かで様々なことを検査する方法です。
これも気に属する検査方法であり、気そのものを診るわけではないのですが、今までにないからだの中の変化を、検査試料を使って計ることが可能になりました。また画期的なのは、免疫度を測る方法も考えられたことです。これは診断方法として確かな進歩といえます。
フィンガーテストとは呼ばず筋診断とされている、河野忠男師も指に磁性があることを発見されています。
ここでは私も使っている、入江式フィンガーテストを取り上げます。
ただし高麗手指鍼用に独自に変形させていることを前提にお話させていただきます。
このことを前提にすると、まず直接気を診ることが出来ます。
気の強弱を感じることが出来ます。これは左右差と各経脈の差も計測できます。
さらに補瀉だけではなく、寒熱風湿燥を感じ取ることも出来るのです。
これは今までなかった診断方法で、症状などから類推していた経脈の熱などを、直接計測可能になったのです。これは進歩と断言できます。
ここまで来て、現代の診断ははっきりと進歩していると判定できるのです。
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2009年10月25日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:東洋医学講座
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